Gクラスをはじめ輸入車の買取査定のご依頼を日々いただいておりまして、誠にありがとうございます。

買取だけでなく弊社はGクラスの販売も行っており「資産価値」についてもよくお問い合わせをいただくのですが、Gクラスはリセールバリューが高く、節税にも有利なので資産と見ると優れている車と思います。
一方買取で見るとGクラスも車なので正確には「それぞれ」ということにはなってしまいます。

Gクラス（ゲレンデ）は形が長年変わらない車として有名ですが、ここ数年でもどんどん機能がアップデートされています。
限定モデルやマヌファクトゥーアプログラムなどもあり、査定にはまず走行距離やグレードなど車の情報が必要ですが、情報と相場観と実車査定が重要です。

資産価値として車を見ると、もちろん無事故、低走行が良いに決まっていますが、自動車を運転する楽しみを削るのは本末転倒な気もします・・・。

新しいGクラスは価値は高く、1年ほどではほぼ価値はさがらない車です。
比較的新しいGクラスの査定はぜひ、マリオットマーキーズ（東京）にお問い合わせください。

では、やや年式が経った物の資産価値はというと、走行距離と状態に加え自動車ですので「メンテナンス」が重要になってきます。

新車購入から車検の時期を考慮

メルセデスベンツをはじめ輸入車は新車で購入した最初の3年はメンテナンス保証が付いています。
3年目の初回車検もこの保証内で消耗品などの交換もできます。
メンテナンス費用は輸入車全般についてのネックとなる点ですが、現代のメルセデスベンツで3年目の場合それほど気にする点ではありません。

Gクラス ゲレンデ 5年目

初回は3年、次回からは2年ごとに車検が必要になります。
保証を延長することもできますが、延長保証そのものがそう安い物ではありません。
再販するとき、走行距離が短くきれいな車のほうが人気があるのは当然です。
良い値段が付くものは人気の物になりますが、車の魅力が伝わらない、査定員がGクラスをわからないと値段も変わってきてしまいます。
弊社は比較的新しい年代のGクラス・ゲレンデを専門に多く扱っています。カスタムやオプションも含めた新しいGクラスの査定はぜひお任せください。

5年目でもあまり走行せず走行距離が少ない場合は、もちろん再販価格が高くなり資産価値を維持できます。

Gクラス ゲレンデ 7年目

フェラーリは最長15年保証などがありますが、メルセデスベンツの場合7年目までの保証は見られません。メンテナンスをしっかりするかしないかは所有者の判断になります。

車内禁煙を徹底、においが付くものは乗せない等、徹底する方はきれいな状態を維持できることにつながります。
走行距離はそこそこ、メンテナンスもしっかりしており、きれいな状態な場合はもちろん資産価値として良い金額がつくでしょう。

さらにその先

10年を超えてくると、輸入車の場合ほとんど二束三文になってしまいますが、さらにその先は旧型をずっと大事にされている場合逆にプレミアム化することがあります。

現在でも3ドアのショートバージョンのGクラス（ゲレンデ）はなんと小売価格700万円ほどのプライスがつけられている物もあります。

もちろん、生産は終了しているので数は少なくなる一方。良い状態の場合は希少性が増します。
ただ、人気があって良い車でも（Cクラスやプリウス等）なんでも高くなるわけではないので「相場観」が必要なところではあります。

資産価値と見るときれいに乗ることは当然ではありますが、感性の良いカスタム車や限定車などは高額になる場合があります。
元々が高額な場合「価値が高い」より、「価値が残る」車となります。

資産としてのGクラス

中古の4ドア・メルセデスベンツは減価償却の期間が短く、節税に有利という点があり、リセール価格が良いGクラス・ゲレンデは人気があります。

業務でも使いやすいにもかかわらずセダン系は残念ながらリセールが悪い車種になってしまっており、SUV系が人気になっています。
Gクラスの場合普段使いしても映える車でもありますが、オフロードでも走れる性能があり、堅牢なつくりで単純に安全でもあります。

またメルセデスベンツの人気の理由で先進的なセーフティ機能も搭載、内装も他ブランドとは一線を画す感性に訴えかけるラグジュアリーな質感があります。

「資産価値」として、走行距離やボディの傷などを気にしすぎるのは神経質すぎると思いますが、その中でもGクラスは資産としても長く付き合っていける名車と思います。